子宮筋腫、開腹にて手術しました。

子宮筋腫を手術しました

最後の術後検診・・・

今日は最後の診察へいってきた。

2週間前、中の傷のところに肉芽が出来ていたので処置してもらったので
その細胞を調べてもらった結果と傷の治り具合を診てもらうために。

結果は中を塗っている糸に反応した炎症によるものということで、
悪いものではなかったそう 

それにしても先生ってば、こちらが聞くまで結果言うの忘れてた。
「あ、そうそう・・・。」って。
こっちはわざわざ調べられちゃったから、ちょっと心配だったのに 
たいていの場合は大丈夫なんだろうな。

たぶんもう出来ないだろうということでひと安心。
いまはオリモノも無いので大丈夫だと思う。

まぁ、傷はきれいになっていたそうだし、卵巣も問題ないって。

卵巣ガンについて聞いてみたけど、そんなに心配しなくても良さそう。
下腹が大きくなってきたり、痛みがあったりしたら診てもらった方がいい
ということだけど一般的には卵巣ガンはわかりにくいもので
発見もたぶん進行しないとわからないもののようだ。

頻度は1000人に1人くらいだということで、
卵巣検診はあまり重要視されてないようだ。
年に1度くらい診てもいいかもしれないというような曖昧な答えで
絶対調べた方がいいですよ!という感じでは無かった。

個人的には卵巣の検診って、わざわざされないんだろうけど
これも見つかったときには手遅れということがあるので、
一般的にしたらいいのにと以前から思っていた。
子宮ガン検診のついでに卵巣もエコーで診るというような。
以前行っていたところは言わないと診てくれなかったり、
検診施設では無い婦人科で「今回は子宮だけなので。」と言うようなところもあった。
卵巣もついでに見ておきましたというところは良心的だと思う。

年に一回行くか行かないか・・・悩むところだ。

今回は表面の下腹の傷には、ピタシートというシリコンシートを貼ったまま行った。
その傷を見て先生が「あ、レディケア貼ってますね。いいですよ。
(商品名は違うけどシリコンシートのことだろう)
あと2,3カ月は貼っていてもいいかもしれません。」っておっしゃってた。
傷の真ん中あたりがちょっと紫っぽい赤みがあるので
しばらくはシリコンシートを貼っておこうと思う。


で今少し気になっている気力が落ちていたり、ホットフラッシュだったり、冷えを感じるというのを伝え、自分から桂枝茯苓丸の方を希望して処方してもらった。
桂枝は体を温める効果があるので、ちょっと使ってみようと思う。
筋腫を小さく出来るのかと以前使っていたけど、
更年期の症状にも効くようなので・・・。

更年期症状が酷い場合はホルモンテープも出しますのでと言うことだった。
最近測っている基礎体温のグラフもガタガタになっていて
ちょっと更年期の症状があるような気もしていたけど、
気になる場合はまずホルモンの血液検査をしてからになるそうだ。



「まぁ、生活も完全に普通に戻しても大丈夫、一応これで終わりとなります。」 
と先生がおっしゃったので、
「何かあったらお願いします。」とお礼を言って診察室を後にした。
なんだか開放感と不安な気持ちが入り交じった、複雑な気持ちだった。

これからも更年期的な症状や残った卵巣も少しだけ気にかけていかなくては
いけないと思うので、子宮全摘したから終わりということではないと思っている。
もう傷の方は皮膚科や形成外科の領域になるんだろうけど。

手術も無事に終えて、術後の経過も安定し一区切り終えた。

今思えば、約7時間もの長丁場になった腹腔鏡からの開腹への術式変更、
先生達、待っている家族は長い時間たいへんだっただろう。
私には意識のない時間だったので後で聞いて驚いたけど・・・。
術後の痛みとの戦いも今はその痛みの記憶さえ忘れかけている。
今は問題なく過ごせてるし、生理に悩まされることも無くなり本当にラク
10㎝越えプラス5㎝前後が2個!
そんなでっかい筋腫があることは体にとってもいいことは無いわけで
そんな大きなものをおなかに抱えたままおばあちゃんになったら
どうなっていたのだろうと空恐ろしくなる。
大きな筋腫だと閉経後もそんなに小さくならないと言われてたし、
生理にいつまで悩まされるかはわからないし、
結果、手術して良かったんだな。

あとは子ども達もそろそろ独立するし、これからの食生活や自分の暮らし方と
向き合うことを考えていくようになるのだろう。
イチローさんの言葉で「やりたいとおもったことはやってみるべきだ。」
というような言葉を心にとめて、
日々自分なりの楽しいことを探しながら・・・。